私は、以前ラブラドールレトリバー(黒)のオスを飼っていました。
普段、彼のご飯は市販のドッグフードを与えていたのですが、「たまには何か違うご飯も食べさせてあげたいよね」との意見があり、愛犬用の特別料理を考案することになりました。
考案するにあたって次の2点に注意しました。
注意1 味付けをしないこと
人用の味付けは、犬にとってとても濃い味付けになるらしく健康に良くない、との判断からほとんど味付けをしないことにしました。
人間の感覚で料理をしてはいけない、ということです。
注意2 犬に食べさせてはいけないものは絶対に使用しない。
注意するまでもなく、当たり前の話ですが普段犬用の料理を作らないことから、特に気を付けるべき点だと思います。
具体的には「チョコレート」、「玉ねぎ」は勿論のこと、その他にも「小骨が多い魚」、「鶏肉で特に小骨が多い部分(手羽先など)」も飲み込んだ際、小骨がのどに刺さる可能性もあることから、料理には絶対に使用しないようにしました。
以上の条件を満たして作った愛犬用の料理が、「ささみジャーキー」です。
私は、燻製が趣味でハムやソーセージ、ビーフジャーキーを作っており、このノウハウを愛犬の料理に生かそうと思って考えた料理です。
作り方は至って簡単です。
桜チップの煙でささみを燻す、以上です。
上記の通り、味付けなどは一切していません。
私の感覚的に「これは犬にとって美味しいのだろうか」とちょっと心配になったのですが、杞憂でした。
初めてこのジャーキーを愛犬に与えて時から、非常に気に入ってくれたらしくジャーキーを見せただけで飛び上がって喜んでくれます。
最終的には、ささみジャーキー以外の他の燻製を作っているときもよだれを垂らしながら私のもとに駆け寄ってくるようになり、とても愛らしかったです。
まさしく、「パブロフの犬」状態でした。
さらに、このささみジャーキーには2つの利点があります。
利点1 保存性に優れる
燻製ですので、非常に長持ちしてくれます。
冷蔵庫で保存すれば数か月は保存できるはずですが、そうなる前に愛犬がすべて食べてしまいました。
利点2 幅広い利用方法
おやつとしてそのまま与えるもよし、細かく切ってドッグフードに混ぜるもよし、お湯でふやかしてスープとして与えるもよし、といった具合に様々な利用方法があります。
作り方は非常に簡単ですので愛犬家の方々是非、お試しください。